東京異端ハードコア4人組。
数々のEP、スプリット、オムニバス参加を経て、切望された14曲入りフルアルバム遂に完成!!
アーティストについて
Trikoronaは2004年に東京で結成された4人組。これまでにデモCD-R "The Marriage To GorillaEP"と、"NG Bros/One Hundred Punks"、"Real Japanese Underground 2007"の2枚のコンピレーションに参加し、TOP SUICIDEとのスプリットテープ、FLEX EYE、FRENCH QUATERとの3wayスプリットテープをリリース、さらにImpulse RecordsからCEASE UPON THE CAPITOLとのスプリットCDを、Too Circle RecordsからNO YARDとのスプリット7インチをリリースするなど非常に多作な彼らですが、今回初めて14曲入りのフルアルバムを作成、デモCD-R以来の単独作品となる『様々な困惑』をEndless/Nameless Recordsからリリースします。
90年代半ばに勃興したパワーバイオレンスを基盤に様々な要素を吸収したその音楽性は、「カオティック」というよりも「混沌」そのもの。パンクやハードコアの枠にとらわれず、タイト且つスピーディーでスリリングなドラムと様々なエフェクトがちりばめられた楽曲に狂気のノイズとフィードバックが充満し、さらに怨念がこめられたかの咆哮が縦横無尽に暴れまわりながらも、どこかファニーさやキャッチーさも感じさせる部分もあり、Trikoronaでしか作り出せない唯一無二の音楽を展開しています。
そんな「異形の存在」とも言うべきTrikoronaの『様々な困惑』、まさに彼らの現時点での集大成と呼ぶにふさわしい傑作に仕上がっています。これまでの作品の再録と新曲を含む全14曲入りのCDです。メンバーの手によるアートワークも非常に独特。パンク/ハードコアファンやパワーバイオレンス/エモバイオレンスファンのみならず、エクスペリメンタルノイズなど、激しく、実験的な音楽が好きな人にぜひ聞いて欲しい一枚です。
尚、メンバーはCOFFINSやSPY MASTERにも在籍し、そちらでも精力的に活動中。こうしたことからも彼らの持つ音楽性がいかに幅広いものであるかを裏付けています。