★き 短歌入門 / 佐佐木信綱 / 集文館刊

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#二千二十二零七 【内容紹介】 歌はいつ、どこからでもー歌いたくなる感動について/和歌への道ー入りやすい庶民文学/和歌の作り方ー歌心から一首が成るまで/古きをたずねてー万葉集・古今集・新古今集の中から/春陽集ーみんなが作った歌の中から/歌の心・寸話寸言/歌話の五則ーすぐれた歌を作るには/竹柏百首ー全歌集より自選/作品鑑賞/佐佐木信綱先生小伝 【佐佐木信綱】 佐佐木 信綱(1872年7月8日 - 1963年12月2日)は、日本の歌人・国文学者。日本芸術院会員。三重県鈴鹿郡石薬師村(現・鈴鹿市石薬師町)にて歌人佐々木弘綱の長男として生まれる。父の教えを受け5歳にして作歌。1882上京。1884年(明治17年)、東京帝国大学文学部古典講習科に進む。1890年、父と共編で『日本歌学全書』全12冊の刊行を開始。1896年(明治29年)、森鷗外の『めざまし草』に歌を発表し、歌誌『いささ川』を創刊。また、落合直文、与謝野鉄幹らと新詩会をおこし、新体詩集『この花』を刊行。 木下利玄、川田順、前川佐美雄、九条武子、柳原白蓮、相馬御風など多くの歌人を育成。国語学者の新村出、翻訳家の片山広子、村岡花子、後に娘婿となる国文学者の久松潜一も信綱のもとで和歌を学んだ。『思草』をはじめ数々の歌集を刊行した。1934年、帝国学士院会員。1937年には文化勲章を受章、帝国芸術院会員。御歌所寄人として、歌会始撰者でもあった。その流れで貞明皇后ら皇族に和歌を指導している。日本文学報国会短歌部会長であった。1952年には上代文学会の設立に関わり、学会誌『上代文学』創刊号に祝辞を寄せている 五島茂は信綱の業績を評して次のようにまとめている。 万葉集の体系化を志し、『元歴校本万葉集』『西本願寺万葉集』など日本各地を巡って万葉集の古写本を発掘を行った。『万葉集の研究』など万葉集の基礎資料を数多く編集し、万葉学を樹立した。また、『英訳万葉集』などを通じて海外にも万葉集を宣布した。 『梁塵秘抄』など、埋もれていた歌集・歌謡書や歌人に光を当て、『日本歌学史』『和歌史の研究』『近世和歌史』を刊行し和歌の史的体系を構築した。 「校本萬葉集」、岩波文庫『新訓 万葉集』、『新古今和歌集』など、古典籍を活字本として複製・頒布した。 #短歌 #日本文学 #そるてぃ書店 #歌論 #モノクロの本棚 #文芸批評
カテゴリー:
本・音楽・ゲーム->本->人文/社会
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