50年代を中心に活躍した人気ピアノトリオ、The Three Soundsの初リーダーアルバムで名門BlueNote1500番台の最後を飾る快演盤です。
ジーン・ハリス(p、celeste)、アンドリュー・シンプキンス(b)、ビル・ドゥディ(ds)というベテラン3人組が見事な一体感を示しています。ジーン・ハリスはピアノとチェレスタを弾き分けファンキーさの中に清冽なタッチを聴かせ、カンカンと鳴るドゥディのシンバル、重低音がブリブリ響くシンプキンスのベースが一体となって楽しめます。
US BLP 1600 BLUE NOTE RECORDS INC・47 WEST 63rd・NYC mono DG RVG ear
オリジナルは1958年リリースですが本盤は1962年頃のリプレス盤だと思われます。コーティングジャケットは経年劣化で擦れ、黄ばみ、傷み、破れ、ホワイト消し込み跡があります。盤は細かな擦れ、傷があり小さくチリノイズ、B-1最初あたりなどジリ、パチノイズが入るところがありB-1中頃に一ヶ所針飛びがありますが全体的には意外と良好です。モノラルの音圧が高く迫力あるヴァン・ゲルダー・サウンドですがノイズを少しでも気にする方はご遠慮ください。なお当時のカンパニースリーブはありませんが別のアルバムから転用した日本語解説書付きです。