オリンパスのレンジファインダーカメラ、35-Sです。 本機の魅力は、現代のカメラでは決して決して成し得ないこのフォルムにあります。金属削り出し、全てがメタルで構成されている小さくもずっしりした「機械」感。 本機の発売年月は1955年。第二次世界大戦後10年という遥か昔に製造された機械が、今も稼働する奇跡。世の中にはさまざまなプロダクトがありますが、今もこれが稼働する状態にあるのは、とても大切に扱われ、定期的にメンテナンスされてきたカメラだからこそだと考えます。 国産カメラ黎明期の逸品をぜひ。 【メーカーH Pより】 オリンパス35 S-3.5は、昭和30年（1955年）、オリンパス35の高級機として登場しました。国産レンズシャッターカメラでは初となるレバー式フィルム巻き上げ機構、セルフコッキング機構（フィルム巻き上げと同時にシャッターがチャージされる機構）、さらに連動距離計までも搭載。斬新なアイディアが随所に盛り込まれました。この後、F2.8のレンズが搭載され、さらには35mmレンズシャッターカメラとしては日本初となるF1.9大口径レンズを装備した製品も発売されました。当時の価格は23,000円。 本体 レンズカバー（貴重！） 純正革ケース 【コンディション】 ＜ボディ＞ シャッター　　　/〇 フィルム巻き上げ　/〇 ファインダー・ミラー/△： モルト状態　　/△　 フラッシュ　　/ー 露出計動作　　/ー 電池室　　　　/ー フルオーバーホールではありませんが、上下カバーなど分解できるところまではアクセスし、注油と清掃を実施。巻き上げやシャッター動作などとてもスムーズです。 背面レザーに一部欠けがございますが、全体的の外装コンディションはかなりいい方だと考えます。これほどの美品を見たことはありません。 ＜レンズ＞ 絞り動作　　　/〇 フォーカスリング　/〇 レンズ内　　　/〇　 チリ・くもり　/〇　 カビ　　　　　/〇　 バルサム切れ　/〇　 お写真にあるものが全てです。お写真をよくご確認ください。あくまで年代相応の中古品につき完璧な美品をお求めの方はご遠慮ください。すり替え防止のため、返品交換はお断りさせて頂きます。 お値引き交渉承ります。いわゆる専用等はトラブル防止のため行いません。 フィルム...35mm フォーカス...AF